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馬術競技におけるリボン(ロゼット)の用途、由来について解説

乗馬

1.はじめに

葦毛の馬の頭絡につけた黄色いロゼットの写真

古代から、人々は自分たちの地位やステータスを表現するために、様々な装飾品を身に着けてきました。
その中でも、リボンは多様な用途や美しいデザインから、さまざまな文化や場面で広く使用されてきました。

そして、馬術競技においては、優勝や入賞した選手には、トロフィーやメダルの他に、馬にもロゼットと呼ばれる表彰リボンが贈られます。

この記事では、馬術競技におけるロゼットの用途、ロゼットの由来について解説します。

馬術競技について、興味をお持ちの方の少しでもお役に立てればと考え記事を書いてます。

2.ロゼットの用途「馬への表彰リボン」

馬術大会で優勝や入賞した選手には、トロフィーやメダルの他に、馬にもロゼットと呼ばれる表彰リボンが贈られます。

ロゼットは、中心の円上にモチーフがあり、その周りをリボンのフリルが飾られた華やかなデザインのもので、色は順位に応じて変わります。

青いロゼットの写真

ロゼットは馬の頭絡や首もとに取り付けられウイニングランを行ったり、馬房に飾られたりします。

オリンピックの場合、ロゼットの色は順位に関係なく、同じ色が使われます。

馬術競技では、馬と騎手の調和や技術が重視され、そのために選手と馬のパートナーシップが大切とされています。
ロゼットは、そのようなパートナーシップを讃えるために贈られ、馬術競技の重要なシンボルの一つとなっています。

青いロゼットを頭絡につけた馬が少女からニンジンをもらう写真

日本では、1位が青、2位が赤、3位が黄色、そして4位が白、5位がピンク、6位は紫や緑などの色のリボンが与えられます。

2.「ロゼット」の由来

紫のバラの写真

ロゼットはフランス語で「小さなバラ」を意味する言葉であり、その名の通りバラの花びらをモチーフにしたリボンで作られた勲章です。

歴史的には、肖像画のナポレオンの帽子に付けられていたロゼットが有名です。

ナポレオンの肖像画
肖像画のナポレオンの帽子に付けられていたロゼット

このようなロゼットは、当時のフランスでは高貴な身分を表すために用いられていました。

また、ヨーロッパでは大切な相手に儀式で手渡す風習があり、相手を敬い称える象徴としてロゼットが使用されてきました。

現在の結婚式では、新郎新婦がゲストに手作りのロゼットを贈ることがあります。
これは、「ゲストにも勲章を」という意味を持ち、ゲストをおもてなしする幸運のアイテムとしての象徴として使用されます。
ロゼットは華やかでかわいらしいだけでなく、ゲストにたくさんの感謝とハッピーな気持ちを伝えることができます。

以上のように、ロゼットは古代から使用されてきた装飾品であり、現在でも多くの場面で使用されるアイテムとなっています。

3.おわりに

栗毛の馬の頭絡につけた赤いロゼットの写真

馬術競技において、馬に贈られるロゼットは、表彰の象徴として、勝利やパートナーシップを讃えるために用いられています。
ロゼットの歴史や用途を知ることで、馬術競技の魅力や深さをより深く理解することができると考えてます。

頭絡にロゼットをつけた馬に騎乗する少女が馬に愛撫している
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